トレード心得

ローソク足と時刻 ~ブレイクの際にヒゲで刈られない為に~

ブレイクの際にヒゲで刈られない為に

相場には「時刻」という概念があり 、相場は時刻の更新タイミングで動き出すことが多いです。

エントリーにもこの概念を取り入れるとベストなタイミングがつかみやすいです。
チャートは縦軸に「価格」横軸に「時刻」が表示されています。

世界中のトレーダーが最も意識しているのは価格でありその目安として水平線を引きます。
また、 それと同様に意識されているのが時刻でありこれは横軸で確認することができます。

相場が00分などの時刻に動き出すことが多いのは世界中のトレーダーが時刻の更新をエントリーの基準として意識している証拠です。
世界の時刻はそれぞれですが「分」と「秒」は共通です。

1時間足の始まりは00分00秒 、15分足の始まりは00分00秒  15分00秒30分00秒  45分00秒です。
1時間足の始まりは 1時間足以下全ての時間足の始まりでもあるので特に意識されます。

この「時刻の更新」という概念は価格の更新と同じくらい大切なことで、中途半端な時刻でエントリーすることは高値や安値を更新するかしないか、あやふやな位置でエントリーするのと同じくらいリスクの高いことです。

ローソク足は閉じてみて はじめてサポートやレジスタンスなどの判断が出来てエントリーの基準になります。


FX1時間足を基準にしたエントリータイミング

1時間足サポートラインでの下げ止まりを確認するなら 1時間足が閉じるのを待たなければなりません 。

上図でいえば14:45のローソク足実体終値(ヒゲは抜けたとみなさない)がサポートラインを割らなければブレイクしたとみなせるので、 次の1時間足である15:00のローソク足が陽線になりはじめたところで買いエントリーできます。

よくヒゲで刈られる方はローソク足が閉じるのを待てないことが多いからだと思います。

14:45の段階ではサポートラインを下にブレイクしてますが ローソク足はまだ閉じてません 。しかも14:00台のローソク足が閉じる間際でエネルギー残量が残り少ない状態でのエントリーになるので 、エネルギーがフルパワーの15:00台足が出た瞬間に一気に反転を開始することが多々あります。

ローソク足が閉じた状態で実体終値が水平線をブレイクしていればブレイク成功と判断できます 。
ローソク足が閉じた状態でヒゲだけが水平線をブレイクしていても基本的にブレイク成功とはみなしません。

下ヒゲが出るということは売り手の圧力がその価格付近に存在していることを意味しているので 、この段階では水平線が機能しているかどうかがわからないからです。

水平線というのは あくまでも目安であって機能するかどうかは値動きで確かめる必要があります。

また サポート 、レジスタンス 、ブレイクなどの判断をするのに水平線とローソク足は同じ時間足で比べないとなりません 。
日足で引いた水平線に対して1時間足が実体抜けしたとしてもブレイクしたことにはなりません。

これと同様に1時間足で引いた水平線に対して15分足ローソクが実体抜けしたとしても1時間足水平線の機能はまだ失われていません。

こういうところもヒゲで刈られやすい場所になります。

これを防止するのは簡単で 時間足ごとに水平線を色分けをするだけです。
そうしておけば一目見て どの時間足の水平線なのかがわかります。

自分の引いた水平線が機能しないと嘆く方の多くは機能しているかどうかを確かめずにエントリーしていることが多いはずです。
水平線はあくまで「目安」であって その付近での値動きを確かめることが必要不可欠です。

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