トレード心得

プライスアクショントレード(2)~値動きこそすべて~

値動きこそすべて

トレンドの定義とトレード方針
・上昇トレンド = 高値も安値も切り上げる
・下降トレンド = 高値も安値も切り下げる


プライスアクショントレードでは、上昇トレンド・下降トレンドをそれぞれこのように定義します。

このトレンド以外では、 相場は横ばいのレンジであったり、傾いていてもノイズが大きすぎて トレンドが見えない状態になっています。

プライスアクショントレードではトレンドが見えないときにはエントリーしません。

エントリーチャンスは減りますが 勝率を上げるために重要なことです。

勝率の高いトレーダーはトレンドを読めない状況でむやみにエントリーしないものです。

安定して勝つためには『上昇トレンドの際に買う』・『下降トレンドの際に売る』これを心がけましょう。

上昇トレンドの際の引き波で売ろうなんて考えないでください。

利益が伸びない状況で 不要なリスクを取るのは賢明な判断ではありません。

また、 着目している時間足と上位足のトレンドが一致しているときにエントリーして下さい。

例えば 5分足で上昇トレンド 1時間足でも上昇トレンドといったときです。
食い違っているときよりも 一致しているときのほうが確実なトレンドになりそうなのは直感的に分かる筈です。
上位の時間足まで一致しているトレンドに乗ってトレードする。
押し目で買って 戻りで売る。
トレンドをとらえてる間はこの方針でトレードをし、いざトレンドが崩れたときには 損切りをします。

サポート・レジスタンスライン
先述した様に、トレンドは継続するものだから、押したら買う 戻したら売る というトレードの基本方針を解説しました。
では 、マクロ視点で残る問題は「トレンドはいつ終わるのか」です。
トレンドの終わりは トレンドの定義が破れていないかに着目します。

・上昇トレンド = 高値も安値も切り上げる
・下降トレンド = 高値も安値も切り下げる


この トレンドが終わったかという判断を支援するのがサポート・レジスタンスラインです。
このラインの引き方は数種類あり、すべて主観的なものです。
主観的とはいえある程度練習した人はある程度同じところにラインを引くようになります。
サポート・レジスタンスラインをトレンドの定義を破る方向に抜けたらトレンドが終わったと解釈してください。
ここでは 数種類のサポート・レジスタンスラインを紹介した上で、なぜそれらのラインが閾値として役に立つのかということを集団心理に着目して説明します。

サポート・レジスタンスラインの種類

数多のインジケータがあるのと同じ様に、サポートレジスタンスラインも数種類あります。
知識としては以下に紹介するものを抑えておけば十分でしょう。

・高値・安値
・トレンド
・チャートパターン


高値・安値に合わせて引く
ポイントは 『直近の高値・安値』にラインを引くことです。
このラインを突破するか否かを トレンドが変化したかどうかの目安にします。

トレンドに合わせて引く
上昇トレンドのときは着目している波の下側
下降トレンドのときは上側に線を引きます
このラインを抜けると「リズムが狂った」という黄色信号的な参考にします。

なぜ役に立つのか
どのようなラインを引くかは ご理解頂けたと思います
・上昇トレンド = 高値も安値も切り上げる
・下降トレンド = 高値も安値も切り下げる
と先述しました。もし切上げず(切下げ)にサポート・レジスタンスラインを突破するようなことがあれば 集団の心理的変化が起こりトレンドが終わる可能性が高いのです。


FXエントリーの基本パターン、チャートパターン
FXトレンド転換後の押し目買いと戻り売りのタイミング




基本パターンはこれぐらい覚えておけば十分です。
これだけ覚えておけばエントリータイミングには困ることはないでしょう。

本来はどのタイミングでエントリーするかということよりもトレードするパターンに相場環境が適しているかという方が圧倒的に重要であるからです。

また実際のチャートは上図のように綺麗なチャートにならないと理解しておくことも大切です。
几帳面な性格の人ほど教科書のようなパターンが出ないと怖くなってしまうことが多いようです。
相場はキッチリ型にははまらないものなのである程度はざっくりと考えるようにしましょう。


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