エントリーのタイミングとパターン
エントリーのタイミングについて説明します。
エントリーのタイミングは3通りあります。
1 移動平均線でのエントリー
ロング狙いの場面
移動平均線まで価格が下落(リトレース・プルバック)してきて移動平均線で反発を確認できたらロングエントリー
※1パターンはグランビルの法則の2・3・6・7
2 サポレジラインでのエントリー
ロング狙いの場面
サポートラインまで価格が下落(リトレース・プルバック)してきて、そのサポートラインで反発を確認できたらロングエントリー
3 フィボナッチポイントでのエントリー
ロング狙いの場面
フィボナッチポイントまで価格が下落(リトレース・プルバック)してきて
そのフィボナッチポイントで反発を確認できたらロングエントリー
エントリーのタイミングは以上となります。
全てロングのパターンとなりますのでショートの場合はこの逆になります。
「反発した」とみなす基準ですが裁量による判断となるため明確には定義できません。
原則としてはロングであれば移動平均線もしくはサポレジライン、フィボナッチポイントにタッチした後に「陽線が確定すること」ショートであれば「陰線が確定」することです。
精度を高めるために包み足やPinbar等の出現を確認後 エントリーするという方法もあります。
あくまで「反発」が確認できたらエントリーするということです。
補足ですがロング狙いでリトレースを待っていると上から移動平均線・サポレジラインと並んでいることが多いです。
移動平均線は浅い押し目でのロング。サポレジラインは深い押し目でのロングとお考え下さい。
但し ロウソク足の勢いが強いときには価格の動きに移動平均線が追い付かずサポレジラインが一番上になることもありますが並びの順番は関係ありません。
最初に反発を確認できた場所でエントリーして下さい。
また、反発を待ってからでは遅い。というような意見の方々も多いのも事実です。
エントリーターゲットの移動平均線もしくはサポレジライン、フィボナッチポイントを根拠に指値を入れておいてエントリーする手法です。
確かに反発を待ってからエントリーするよりも値幅を取れることが多くなりますがその分損切りも多くなるでしょう。
経験に基づく確固とした相場観と資金管理・リスクリワードの徹底があってこそそのようなポイントを明確に判断していけるのです。
どちらが正しい。というようなものではないのでその時々の局面局面に応じて使い分けていけるように学習を重ね相場観を養うことが重要です。