ローソク足
ローソク足は始値・高値・安値・終値の四つの値段を(これを四本値と言います)使って相場の動きを表すチャートです。
四本値の関係は下図のようになっており、始値と終値の間を実体部分と呼びます。最高値と最安値をひげと呼ばれる線で示します。
ローソク足は「陽線」と「陰線」に大別されています。
陽線:始値より終値が高く上昇傾向にあることを意味します。
陰線:始値より終値が低く下降傾向にあることを意味します。
実体(胴体)部分からでている線を「ヒゲ」といいます。
上についているヒゲを「上ヒゲ」 下についているヒゲを「下ヒゲ」といい、ヒゲの長さやトレンドのどのあたりで出現したかによって、ローソク足の持つ情報の意味合いが変わってきます。
ローソク足は1分足や5分足・15分足・30分足・1時間足・4時間足・日足・週足・月足など沢山あります。
分足(ふんあし)・時間足(じかんあし)・日足(ひあし)・週足(しゅうあし)月足(つきあし)と呼びます。
日足のローソク足チャートは 1日に1本ずつ足が確定して増えていきます。4時間足のローソク足チャートは 4時間に1本ずつ足が確定して増えていきます。
この様に、 4時間足は日足の一部を虫眼鏡で拡大したようなもので、1時間足は日足・4時間足の一部を虫眼鏡で拡大したようなものです。
期間の長い時間足ほど 全体の流れを捉えることができ、期間の短い足ほど 細かい流れを捉えることができます。