1から10まで取ることはできない
「頭と尻尾はくれてやれ」この言葉は相場格言の中でも最も有名な言葉の一つでしょう。
この格言をもっと具体的にいうと、波の転換期は目線が浮動するので 欲を出してトレードするより目線が定まるまで待ってからエントリーしましょうという意味になります。
この格言をトレードルールに加えることによって余計な負けトレードを防止できます。
図の場合、 初心者の方にオススメするのは緑波が下目線になってからのエントリーです。
理由は紫波が下降トレンドなので方向が揃ってからの方が利益が伸びやすいからです。
頭と尻尾部分は相場に方向感がないのでトレードするには難しい場所になります。
この考え方の基本にあるのはダウ理論なので下降トレンドなら最後の戻り高値、上昇トレンドなら最後の押し安値を特に意識してください。
現在のレートがどの波のどの位置なのかを大きな時間足から把握しましょう。
複数波のサイズとそれぞれの現在地がわかると利益が伸ばせる場合と そうでない場合の区別がつくようになり、損小利大のトレードができるようになります
取るべき相場でガッツリ利益が取れるというプラスの経験をたくさんするとトレードにストレスがかからなくなります。