ルールを決める
基本方針
まずは上位時間軸でトレンドの確認をします。
そのトレンドの方向に逆らわずに
1 押し目買い・戻り売りを狙うトレード
2 上位時間軸のサポート・レジスタンスからの反発を狙ったトレード
この2つのトレードを行いますので昔からある王道的な手法といえます。
1の手法を見ると押し目買い・戻り売りは順張り
2の手法は逆張りですが上位時間軸の相場状況に沿ったトレードですので大きく見ると順張りのトレードということになります。
エントリー方向の決め方(執行時間軸が1時間足での例)
1 相場の環境を確認する。
まずはじめに週足の現在の相場状況を確認しダウ理論に基づいて
高値・安値の位置から上昇トレンドなのか、下降トレンドなのかレンジ相場なのかを判断します。
次に重要な高値・安値からサポレジラインを引きます。
これを週足から順に日足・4時間足でも行います。
2 エントリーの方向を決める
1で確認した上位足の相場状況とサポレジラインの位置に基づいて、ロングするのか ショートするのかを決めます。
エントリーする方向の決め方は多数決だと考えて下さい。
原則として2票以上入ったトレンド方向にエントリーすることになります。
例えば週足が上昇トレンドで日足が上昇トレンド、4時間足も上昇トレンドであれば、3対0で買い有利とみなして1時間足で買い場を探すことになります。
また週足が下降トレンドで日足が下降トレンド、4時間足が上昇トレンドの場合は2対1で売り有利とみなして、1時間足では売り場を探すことになります。
尚 、週足がレンジ相場で日足が下降トレンド、4時間足が上昇トレンドのように上昇トレンドか下降トレンドに
2票以上の票が入らないケースでは全体的に方向感がないレンジ相場とみなします。 レンジ相場に2票以上入るケースも同様です。
レンジ相場では重要なサポレジラインからの逆張りトレードを狙います。
次に重要なサポレジラインと価格の位置を確認します。
週足や日足・4時間足の重要なサポレジライン付近に価格が位置している場合には既に確認している上位足全体のトレンド方向は無視して重要なサポレジラインからの逆張りを狙います。
週足が上昇トレンドで日足が上昇トレンド 、4時間足も上昇トレンドであれば本来は買い場を探すことになります。
しかしチャートを確認した時点で週足の重要なレジスタンスに価格が到達していた場合には上昇トレンドという状況は無視して1時間足で売り場を探すことになります。尚 上昇トレンドが継続して週足のレジスタンスを明確にブレイクした場合には買い場を探すことになります。
つまりエントリー方向を決めるにあたって上位足全体のトレンド方向よりも週足と日足・4時間足の重要なサポレジラインを優先するということです。
もちろん価格の位置と重要なサポレジラインまでに距離がある場合には重要なサポレジラインを意識する必要はありませんので多数決で決めたトレンド方向にエントリーをすることになります。
エントリー方向の決め方は以上となります。
これが本手法の核となる部分です。