トレード心得

プライスアクショントレード ~値動きこそすべて~

値動きこそすべて

プライスアクショントレードを 完結にまとめたいと思います。

・ダウ理論
・サポート・レジスタンスライン
・チャートパターン(エントリーの基本パターン)
・ローソク足


プライスアクショントレードの骨子に どんどん肉をつけていくと、トレーダーにとって 最適化されたトレードプランが出来上がります。

プライスアクショントレードの基本と資金管理さえできていれば、極端にぶれることなく 長期的に資金は右肩上がりになる筈です。

プライスアクショントレードとは『値動き』に着目するトレード手法です。

相場の分析には ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析が用いられますが、プライスアクショントレードはこのテクニカル分析に分類されます。

テクニカル分析は、すべからく値動きに着目するだろうと思われる方も多いでしょうが、ここで強調したいのは『値動き = チャート』ということです。

ローソク足に限らずチャートは本来連続的である値動きを 離散的に切り出したものなのです。

このプロセスで 多くの情報が削ぎ落とされます。数多くあるインジケータも同様です。全てのインジケータは 数字を加工して作られます。

しかし、 加工された二次生成物がオリジナルよりも多くの情報量を持つことは あり得ないのです。

以上のことを踏まえると、 プライスアクショントレードはテクニカル分析に分類されますが 、RSIやストキャスティクス、MACDなどといった インジケータだけを振りかざす『手法』とは『概念』が違います。
インジケータが一概にに悪いとはいいませんが、これらのインジケータを組み合わせれば 勝率90%などと夢を見る暇があるなら、 値動きと誠実に向きあう方が賢明です。

これは相場のカオスなのですが 、値動きというのは似た様な動きが頻繁にみられるのです。

明確なルールがあるわけではなく 確率的なものですが、過去数十年にわたって 相場に携わっている人間というのは同様の心境に陥ると 同様の反応を繰返してしまう様なのです。

この事実自体には なんの根拠もありません。

相場はカオスですから、 ニュートンの世界の様に簡単に解析できる様なものではありませんし インジケータで予測できる様なものでもありません。

ただ確率的に、長期的に見たときに、 ある値動きに対して一定の反応を示しやすいということが、経験則としてわかっていれば安定して稼ぐことが可能になるのです。

チャートの向こう側にいる、 すなわち『値動き』を生み出している集団は我々と同じ人間であるということを 忘れないで下さい。

システムトレードのアルゴリズムにしても 運用しているのは人間です。どんなに強大な投資機関でも ずっとひとつのアルゴリズムに任せきりということは あり得ません。

というか、 そもそもリスクヘッジとして最悪です。

重複しますが 相場はカオスです。

機械的なルールありきのトレードで 安定して稼げる様な対象ではありません。

値動きに着目して 集団心理を読むことで相場に対する優位性を 確保しましょう

プライスアクショントレードでは、 マクロな視点とミクロな視点両方から値動きを観察することで エントリーの優位性を確保します。

マクロ視点で 波のどこにいるのかを確認し、ミクロ視点で いつ波が切り替わるかを予測します。

ここでは まず、マクロ視点での相場の見方を解説します。

はじめにダウ理論を導入して 相場の動き方の基本をつかみ、それに基づいてトレンドの見方を説明します。

次に 値動きの根底にある集団心理に着目することでサポート・レジスタンスラインの意味合いを解説します。

そして補足的に サポート・レジスタンスラインが形作るチャートパターンを紹介します。

最後にミクロ視点での相場の見方を解説します。

こちらはマクロ視点ほど多岐には渡らず、ローソク足の読み方のみを解説します。

これによって マクロなトレンドの中で押し目(戻り)や利食いポイントを見極められる様になります。

すべての値動きは『ダウ理論』というメガネを通して見ることでシンプルになります。

プライスアクショントレードでは このダウ理論を援用することで値動きを追います。

数字を加工して作り出すインジケータに重点は置きません。インジケータはあくまでも、ただただ補足的なものでしかありません。

投資手法というものは、 突き詰めればシンプルなほど良いと考えているからです。

なぜ手法はシンプルな方が良いのかを確認し、その後 ダウ理論の中から プライスアクショントレードに関するところを抜粋して解説します。

これは余談になりますが「モデルは必要以上に複雑であってはいけない」という思想は 14世紀のスコラ哲学に端を発しています。

そしてこの思想は20世紀に入り 統計学の世界で「過適合」という概念で説明されました。

勝率95%などと唄う FX教材をご覧になったことがあるかもしれません。

本当ならすごい話ですが その宣伝は勝率という言葉を理解していません。

ああいった宣伝は過去のデータと照合して『予測率』を計算しています。

それが高いのは当たり前です。

何せそのデータを用いてモデルを作っているわけですから・・・
例えば 2022年のデータを使ってモデルをつくり2023年の相場を95%の精度で予測できたらそれは本物ですがそれはあり得ません。
予測率95%というのは2022年のデータを使って作ったモデルを2022年のデータに適用してどれだけあってるかという数字です。
それは当てはまる筈です。 何せそのデータから作ってるわけですから・・・
繰り返します 。モデルはシンプルなほど良いのです。

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