トレードとはリスクの仮説を立てるビジネス
自分が携わるビジネスの本質を知っていることは とても重要です。
トレーダーというと「お金を印刷する様に稼ぎまくる仕事」「楽して稼いでる」と思う方は少なくありません。
しかし これはよくある間違いです「トレーダーとは マーケットを分析するビジネス」と思っている方もおられるでしょう。
テクニカル分析やファンダメンタル分析の方法をマスターすれば相場で稼げると思っておられる方は多いです。
しかしそうではありません
「トレーダーとは銀行や証券会社みたいな金融のビジネス」この様に思っている方は少ないと思いますが これも違います。
専業トレーダーのビジネスとは
・お金を作るビジネスではありません
・マーケット分析をするビジネスでもありません
・金融ビジネスでもありません
では トレードとはどんなビジネスなのかというと…リスクの仮説を立てるビジネスです
トレーダーが自分のトレードプランを実行に移す行為は、リスクに関する仮説を立て 優位性がありそうな行動を実行に移すことです。
その仕事の中心は リスクを推し量ることだといえます。
マーケットの分析は重要ですが、それはリスクの仮説を立てるという目的のためにやっていることです。
初心者トレーダー・負け組トレーダーの方は そうは考えていません。
勝った時に儲かる金額ばかりを考えています。「このトレードで100万円儲かったら…」といった感じです。
トレードのリスクはどんなものだろうか?ということには考えが及ばないのです。
トレードにおいて最も大切なことは 利益側ではなくリスク側をしっかりと考慮することです。