1時間足1本を確実に狙う
「空き時間でパッと稼げる」という謳い文句でスキャルピングを推奨する商材もあるみたいですが 初心者の方・時間がない方がそんな方法で安定して稼げるようになるとは思えません。
スキャルピングはデイトレードよりも速く考え決断する力が必要なのではっきりいって難しいと思います。
サラリーマンや主婦の方は当然 一日中チャートを気にして監視することはできません。
だからといって自分の都合のいい空き時間にトレードして勝てるほど甘くありません。
大きく狙おうとすればチャンスを待たなければならず 相場の都合に合わせなければなりせん。
1時間足は1日24本あります 。そのうち数本は大きなローソク足になります。
その1時間足ローソクを1本トレードするだけでも20pips~30pipsは取れるはずです。
大きく取れたという成功体験を積むことはトレード上達の鍵でもあります。
波の習性を利用した1時間足トレード手法
【手法の基準】
・波の転換は短期足から起こるという習性を使ってダウ理論による短期足の転換サインを基準にエントリーします。
・使用ツールは水平線・押し戻しを測るフィボナッチ・リトレースメント・移動平均線です
【1時間足を使うメリット】
・世界中のトレーダーが意識している時間足である。
・1トレードで大きな値幅が狙える。
・エントリー後たいして伸びなくても逃げ余地がある。
【1時間足を使うデメリット】
・1日の中でチャンスが少ない
・1時間足だけを使う場合 損切り幅が大きい
(1時間足以下の足と組み合わせることで回避できます)
1時間足1本を確実に狙う
【戦略】
週足・日足・4時間足にサポート・レジスタンスラインを引きます。
その目的は 1時間足がどこまで上がるか どこまで下がるかという動きの余地を想定するためです(環境認識して売り・買い・見送りを判断もします)
【作戦(1時間足の押し目買い・戻り売り)】
・1時間足の押し目(戻り)候補ラインを引き ブレイク後 リトレースを待つ
・1時間ローソク足が押し目(戻り)候補ラインでサポート(レジスタンス)された事を確認後 反発確認する(ヒゲ抜けはOK)
・利確は1時間足で測った水準論の位置 もしくは1時間足で測った水準論の位置を1時間ローソク足実体が上抜けて確定すれば次のレジスタンスラインまで保有可能
チャートはフラクタル
フラクタルというのは幾何学の概念で直感的には理解できますが明確に定義するのは困難な現象です。
簡単にいうと広域で見たものと拡大して細部を見たものが同じ形状に見える現象です。
自然界でもリアス式海岸線や 木と枝の関係 生物の血管の様子などがフラクタルにあたります。
なぜこんな話をするかというと相場のチャートもフラクタルだからです。
長期時間足も短期時間足も同じような形状をしています。
トレンドフォローのトレードは 大きな時間軸の方向と小さな時間軸の方向が一致している場面が より優位性の高いトレードができます。